U-21イングランド代表・ハッチンソンがフォレストへ完全移籍 逸材は次なるステップへ「ここが完璧な場所」
5年契約の完全移籍、報道によれば移籍金3,750万ポンド(約74.6億円)でノッティンガム・フォレストの一員となったオマリ・ハッチンソン。イングランドの未来を担う逸材は多くのクラブが注目を集めたが、なぜ新天地をフォレストに決めたのか。移籍の決め手となったもの、そして彼が目指すプレースタイルについて、ファンへの誓いとともに言葉にした。
プレミアリーグの厳しい環境で手応えをつかみ始めた鎌田大地が、クリスタルパレスでの苦闘と成長について語った。かつてはプレミアリーグのフィジカルサッカーに懸念を示していた日本代表FWだが、グラスナー監督の存在を頼りに移籍を決断。今ではチームの躍進を支える重要な戦力として地位を確立しつつある。
「正直、パレスの試合を見て、こういうチームに行くのは自分は間違いなくダメだろうなと思いながら見ていた」。クリスタルパレスへの移籍前、鎌田はそう考えていた。2016年にクリスタルパレスの試合をベンチ裏で観戦した際の印象は「フィジカルサッカーでザ・プレミア」というものだった。強烈な個人能力を持つ選手が揃う中、自分のプレイスタイルが合うとは思えなかったという。
しかし、フランクフルト時代の恩師であるグラスナー監督がパレスの指揮官に就任したことが、移籍を決断する大きな要因となった。「パレスはやっぱり監督が来てからすごい昨シーズン良かったというのもあるし、監督と常にやり取りもしていた中で、彼がパレスにいるから来たというのは間違いなかった」と鎌田は明かした。
プレミア参戦から半年以上が経過し、鎌田の印象は大きく変わった。「アストン・ヴィラ、ニューカッスル、フラム、ボーンマスなど、ボール保持もしっかりできるチームが多い。入る前までは意外とロングボール使ったりフィジカルサッカーというイメージだった」と語る彼は、「こんなにちゃんとサッカーするんだ、ボール大事にしてやるんだと思った」と驚きを隠さなかった。
一方で、テクニカルな面だけでなくアスリート能力の高さにも驚かされた。「技術の部分ですごくうまいというよりも、やっぱりアスリート能力が高い。練習のポジションやクオリティは今まで自分がやってきたチームの中で一番ではないと思うが、いざ試合するとそういう部分以外がすごく大事だと思わされる」と鎌田は語った。
チーム内での立ち位置にも変化があった。当初はトップ下での起用も視野に入れられていたが、実際にプレーする中で自分の適性を見出した。「シーズン始まる前からトップ下は基本的にはやりたくないと言っていた。このロングボール主体でトップ下でやるとなると、プレミア選手を自分自身が抑えて、収めて前に運ぶ作業は僕のプレイスタイル上なかなかできない」と現実的な分析を示す。
一方でボランチに関しては手応えをつかみ始めた。「ボランチで出ている時は自分的には悪くないパフォーマンスはできている」と自信を見せる鎌田。守備面でも冬頃から改善を感じているという。「取られたらすぐボールにアタックしに行っちゃうと剥がされたりスペースを開けちゃう。逆に行かずにスペース埋めたり、アタックしに行くタイミングも変えないとダメだった」と戦術理解を深めていることを語った。
クリスタルパレスは年明けから好調を維持していると言える。「チームとして乗っている」と語る鎌田だが、勝因については「本当になんか分からない」と率直な感想も。「シーズン始まった時も同じ戦術でやっていた。多少の違いはあると思うが、勝てない時は相手のスーパーゴールが入ったり、今は逆に(自分たちの出来が)よくなくても失点しなくて、セットプレー1発で入っちゃったり」と、運も影響していると分析する。
今後については「個人としては数字を残せればと思うが、チームとしてはFAカップでタイトルを狙える位置にいる。ヨーロッパを目指せるところまで戻ってきた。パレスとしてはなかなかそういう舞台に立てることがなかったチームなので、新しいパレスの歴史を刻めるようなことをできれば」と意欲を見せた。プレミアでの初ゴールも期待されるなか、鎌田のさらなる飛躍に注目だ。
5年契約の完全移籍、報道によれば移籍金3,750万ポンド(約74.6億円)でノッティンガム・フォレストの一員となったオマリ・ハッチンソン。イングランドの未来を担う逸材は多くのクラブが注目を集めたが、なぜ新天地をフォレストに決めたのか。移籍の決め手となったもの、そして彼が目指すプレースタイルについて、ファンへの誓いとともに言葉にした。
スコットランドの若き才能が、サウスコーストに新たな風を吹き込む。セルティック、リヴァプールを経て、この夏ボーンマスへの完全移籍を決断したベン・ドーク。移籍金は2,500万ポンド(約46億円)、5年契約での加入となる。 新天地にボーンマスを選んだ理由、そしてファンに約束する「最低限のこと」とは。移籍手続きを終えた直後、胸に秘めた熱い想いをストレートな言葉で語った。
この夏“赤い悪魔”の一員となったFWブライアン・エンべウモ。移籍金は約7000万ポンド(約139億円)ともいわれ、この夏を代表するビッグディールの一つになった。 在籍6年となったブレントフォードでは、公式戦242試合で70ゴール51アシストをマーク。プレミアリーグ4シーズンだけでも136試合に出場し、得点源としてだけでなく前線の複数ポジションをこなす柔軟性も示した。 再起を図るマンチェスター・Uの攻撃を牽引し、新天地でも欠かせないピースとなれるのか。インタビューを通じて、新たな挑戦への心境を言葉にした。
トーマス・フランク新監督のもと、新たなスタートを切ったトッテナム・ホットスパー。クラブとの契約を延長し、新たにキャプテンを任されたDFクリスティアン・ロメロはチーム状況を聞かれると、今まで以上の一体感への手応えを口にした。 UEFAスーパーカップではPK戦の末PSGに惜しくも敗れたが、リーグ開幕節となったバーンリー戦は盤石の試合運びで3-0の快勝。今週末の第2節では、リーグ戦で直近4戦3勝と好相性のマンチェスター・Cと、アウェイの地で激突する。
「最高に幸せです」。この夏、マンチェスター・Cからエヴァートンへと活躍の場を移したジャック・グリーリッシュは、笑みとともにそう語った。 「自分のリズムを取り戻したい」と本人が口にするように、ここ2シーズンは満足のいくパフォーマンスとはいかなかった。だからこそ、新天地での再起にかける想いはひとしおだ。 新スタジアムでの歴史的なシーズンを迎える“トフィーズ”の一員となり、どんな青写真を描いているのか。移籍を決めた背景と、直前に迫った開幕への意気込みを語った。