今季躍進も夢の大舞台には届かず クリス・ウッドは自責の念を吐露
チャンピオンズリーグ出場まであと一歩に迫りながら、最終節でその夢が破れた。ノッティンガム・フォレストはチェルシーとの直接対決に0-1で敗れ、欧州最高峰の舞台への切符を手にすることができなかった。
ブライトンの三笘薫がリヴァプール戦でのゴールやチームの欧州挑戦について胸の内を明かした。
「相手も優勝が決まった中で、シチュエーションとしては(お互い)違いましたけど、僕らもヨーロッパを狙ってるっていうところで、すごくチーム全体がいいまとまりを持って戦いましたし、僕自身もゴールは決めて良かったなと思ってます」。月曜日のリヴァプール戦でゴールを決めた三笘は、試合を振り返りこう語った。
ブライトンはリーグ優勝を決めたリヴァプールを相手に3-2で勝利。三笘は後半から途中出場すると、わずか4分後に同点弾を奪う活躍を見せ、反撃の口火を切った。また、試合当日の日本時間では28歳の誕生日を迎えており、自身への格好の誕生日プレゼントとなった。
三笘は交代での出場時に心がけていることについて「いつも途中から入る時はインパクトを残すところを思ってやってるので、僕自身の特徴であるスピードを最大限活かそうとは思ってましたね」と明かした。そのスピードはドリブルやファーストタッチ、守備での貢献と並びプレミアリーグでも評価されており、今シーズンも相手守備陣を幾度となく苦しめてきた。
また、欧州挑戦への思いも強調した。「もちろん、僕たちは来シーズンの欧州の枠を狙っていて、もし1試合でも落とせば、可能性すら他力本願になってしまう。リヴァプール戦は大きな勝利だけど、最後の試合がより重要だと思う」。ブライトンは現在8位につけており、リーグ最終節でトッテナムに勝利すれば、他会場の結果次第で欧州大会出場の可能性を残している。
三笘は前回のトッテナム戦について「あの試合は少し感情的な試合で、前半に2点リードされたけど、3-2で逆転して、本当にレジリエンスを見せた」と振り返った。チームの底力を示した一戦だった。
この試合でのパフォーマンスを自身の中でどう評価しているかという質問には「あの試合はプレーしていて楽しかったし、アシストも1つできた。チームとしてどう戦うかが重要で、戦術的にもよくプレーできた」と答えた。
今シーズン、ブライトンはウェストハム、マンチェスター・シティ、ニューカッスルといった相手に逆転勝利を収めている。三笘はその理由について「一つのことに言及するのは難しいけど、いつも監督が『守備をしっかりすれば、チャンスは来る』と言っている。みんなが攻守において一緒に戦うという強い結束力があるんだと思う」と説明した。
ブライトンは今シーズン、多くの選手がゴールを決めているチームとしても知られている。三笘はこの特徴について「それは監督の要求によるものだと思う。常に一緒に守り、一緒に攻撃しなければならない」と語った。
28歳になったばかりの三笘は、今後の成長についても言及。「プレミアリーグは最も厳しいリーグで、未来は誰にも分からない。だから毎試合100%を尽くすようにしている」と決意を示した。また「様々な経験を積み、今は素晴らしいチームメイトやスタッフと過ごせて本当に幸せ」と現在のブライトンでの環境に満足している様子をうかがわせた。
世界最高峰の舞台で戦うチームにおいて重要な役割を担う三笘薫。シーズン終盤の活躍が、今夏の日本代表戦や所属クラブでの来シーズンに弾みをつけることになりそうだ。
チャンピオンズリーグ出場まであと一歩に迫りながら、最終節でその夢が破れた。ノッティンガム・フォレストはチェルシーとの直接対決に0-1で敗れ、欧州最高峰の舞台への切符を手にすることができなかった。
監督就任1年目でプレミアリーグ制覇の偉業を達成したアルネ・スロット監督。最終節となったホームでのクリスタル・パレス戦後に行われた優勝セレモニーの場で、指揮官が今シーズンを手短に振り返った。
今シーズン期待された成績には届かなかったマンチェスター・Cだが、ペップ・グアルディオラ監督は「人生は学びの連続」と苦しい時期にも前向きな姿勢を見せている。
ブライトン所属のミンテ選手が語る「8位争い」への思い。「次戦のリヴァプール戦でも勝ちに行く」と意欲を見せる中、チーム一丸の姿勢を強調した。