上白石萌歌“伊野尾”がトラウマと向き合う…盗撮被害者の絶望を救った希望の言葉『イグナイト』第7話
間宮祥太朗主演、火種を探す弁護士集団が主人公のドラマ『イグナイト –法の無法者–』第7話をレビュー
宇崎凌(間宮祥太朗)、轟謙二郎(仲村トオル)が追いかける5年前のバス事故が軸となり、物語が展開された金曜ドラマ『イグナイト –法の無法者–』第8話。
今回、ある思惑もあって始動した調査だったが、動くに動けない事実が判明。続行するべきか、中断するべきか。愛か、正義か──。ピース法律事務所の奮闘を振り返る。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
5年前のバス事故について調べている一同。そんななか、事故を起こしたバスには、GIテクノロジーズの「自動運転システム」が搭載されていたことが判明した。ピース法律事務所に、同社と関わりがある東亜病院関連の依頼が来ていたため、ここから近づくことに。
依頼主は、父親を亡くした住菜々子(堀田茜)。彼女の父は、脳動脈瘤の手術を受けた2日後にくも膜下出血で亡くなったが、不可解な点、納得いかない点があったという。宇崎は、伊野尾麻里(上白石萌歌)、高井戸斗真(三山凌輝)と共に調査を開始するも、その病院で桐石拓磨(及川光博)と遭遇する。妻の綾(映美くらら)が脳動脈瘤の手術を控えているらしく、この病院に入院していたのだ。しかも執刀医は、菜々子の父と同じ、同病院の看板ドクター・河野遼平(坪倉由幸)だった。これでは宇崎たちも自由に動きづらい……。
その後、調べを進めると、手術中、河野がフライトまでの時間に追われていたこと、そのなかで強引にカテーテル手術を進め、血管に傷をつけた可能性があったことなど、徐々に事実が明らかに。ただ、証拠保全(訴訟提起後に証拠を破棄されたり、改ざんされるのを防ぐための手段)の申立てをして、トドメを刺そうとしたが、裁判で有利になるような証拠が揃わなかった。なぜか?
宇崎は裏で桐石が動いたと勘づく。直接問い詰めるも「正義を気取るのはやめろ」と桐石。河野は医療過誤を隠ぺいしている可能性がある。なぜそんなことが言えるのか……感情的になる宇崎に対し「それはお前がそう思いたいだけだろ。お前はただ原告側の気持ちに影響されているだけだ」と返した。そんな桐石だって、河野が医療過誤をしていないと思いたいだけ、と再び責められるが、やはり「だったらなんだ。お前がなんとかしてくれるのか?綾の手術は高難度で頼める医者が少ないんだよ。こっちにはもう時間がないんだ」と態度を翻すことはなかった。
桐石も必死なのだ。愛する妻のため、彼は自分の大事にしていたものをかなぐり捨てて、実行に移した。ただそれだけのことだ。だが、宇崎たちだって諦めきれない……!
そんななか、轟が桐石のもとへ。「綾さんのことは俺たちに任せてくれないか?綾さんは絶対に助ける」と述べ、一緒に動いて欲しい、と誘った。これに桐石も了承。ピース法律事務所に強力な仲間が加わったことで、裁判で真実を明らかにすることができた。また、宇崎がこの事件を追うなかで出会った京華病院院長・船木研二(伊原剛志)の協力もあり、綾の手術も無事成功。轟が言っていたが、「どちらの正義も守ることができた」奇跡の回だった。
桐石は再び宇崎と対峙する。そして「すまなかった。俺が間違っていた。弁護士として間違ったことをした。綾のことだけを……いや、自分のことだけを考えていた」と謝罪。しかし、宇崎は「うらやましいっすよ。それぐらい桐石さんが綾さんのこと愛してるってことですよね」と笑顔を見せた。桐石はいつものようにツンとした顔をしたが「ごちそうさまです」と言われ、フフッと笑みをこぼした。
手術成功を知ったときのくしゃくしゃな顔を含め、今回は桐石の“溢れる想い”に触れたシーンが多くあったように思う。颯爽と宇崎たちのもとにやって来て、クールに事件と向き合う。カメレオンのようにいろいろな人物に扮装する。そんな桐石もいいが、第8話で見せてくれた人間味溢れる桐石もいい。SNSでも、桐石の愛や、宇崎への謝罪、手術成功について心動かされた人も多く「素敵だった」「感動」「良かった」とのコメントがあった。
次回第9話は、5年前のバス事故、そしてピース法律事務所誕生を描く“前日譚”。より物語にダイブするためにも見逃せない!
第8話はこちらから
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最終話では、詩穂、礼子、中谷がそれぞれの遺恨と向き合った。最後は全員が「これが、私の生きる道!」と胸を張って進む大円団を迎え、視聴者からは感動の声が上がっている。