U-21イングランド代表・ハッチンソンがフォレストへ完全移籍 逸材は次なるステップへ「ここが完璧な場所」
5年契約の完全移籍、報道によれば移籍金3,750万ポンド(約74.6億円)でノッティンガム・フォレストの一員となったオマリ・ハッチンソン。イングランドの未来を担う逸材は多くのクラブが注目を集めたが、なぜ新天地をフォレストに決めたのか。移籍の決め手となったもの、そして彼が目指すプレースタイルについて、ファンへの誓いとともに言葉にした。
チャンピオンズリーグ出場まであと一歩に迫りながら、最終節でその夢が破れた。ノッティンガム・フォレストはチェルシーとの直接対決に0-1で敗れ、欧州最高峰の舞台への切符を手にすることができなかった。
「残念だよ。試合に勝ってチャンピオンズリーグの枠を確保するチャンスがあったんだ。自分たち次第だったけど、残念ながら最後まで得点を挙げられなかった」とクリス・ウッドは試合後、悔しさをにじませた。
この試合、ウッドには決定的なチャンスが2度訪れた。特に2度目のチャンスは、ヨーロッパリーグ出場権を獲得できる可能性を秘めたものだった。
「最初のはディフェンダーとキーパーの前に足を出そうとしただけなんだ。でも2つ目は、今シーズンの自分の調子を考えたらもっと上手くやらないといけなかった。」と自らを厳しく評価した。チームの命運を握るチャンスを逃した責任を感じる様子が言葉の端々に表れていた。
この結果を受けてノッティンガム・フォレストはヨーロッパリーグではなくカンファレンスリーグでのヨーロッパ参戦となった。それでもウッドは、チームとして大きな成長を遂げたシーズンだったことを忘れていない。
「今は厳しいよ。今日の試合と、ここ数週間のことで誰もが落胆しているだろう。でも夏に振り返ったら、達成したことや昨シーズンからどれだけ成長したかを誇りに思うはずだ。これから再び成長し、来シーズンもトップで競い合っていくことが大切なんだ」
ノッティンガム・フォレストはシーズン終盤に失速し、貴重なポイントを落としてしまった。その理由について問われると、ウッドは明確な答えを持ち合わせていなかった。
「そういうことはあるよ。プレミアリーグはどの試合も厳しい。シーズンを通じて好調な時期もあれば不調な時期もある。残念ながら終盤にそれが来て少し目立っただけで、シーズン序盤に調子を落としてた時期もあった。終盤に良くなったチームもいる。フットボールは38試合のシーズンだからね」
個人としては今シーズン、10月のリーグ月間最優秀選手にも選ばれるなど、キャリア最高の活躍を見せたウッド。リーグ戦20ゴールを記録し、ノッティンガム・フォレストの躍進に大きく貢献した。この勢いを来シーズンも維持できるかが注目される。
大舞台で輝く可能性を秘めたウッドの挑戦は、カンファレンスリーグという形で続いていく。「ヨーロッパの舞台には立てるけど、もっと上を目指せたかもしれない」。ベテランストライカーの言葉には、達成感と悔しさが入り混じっていた。
5年契約の完全移籍、報道によれば移籍金3,750万ポンド(約74.6億円)でノッティンガム・フォレストの一員となったオマリ・ハッチンソン。イングランドの未来を担う逸材は多くのクラブが注目を集めたが、なぜ新天地をフォレストに決めたのか。移籍の決め手となったもの、そして彼が目指すプレースタイルについて、ファンへの誓いとともに言葉にした。
スコットランドの若き才能が、サウスコーストに新たな風を吹き込む。セルティック、リヴァプールを経て、この夏ボーンマスへの完全移籍を決断したベン・ドーク。移籍金は2,500万ポンド(約46億円)、5年契約での加入となる。 新天地にボーンマスを選んだ理由、そしてファンに約束する「最低限のこと」とは。移籍手続きを終えた直後、胸に秘めた熱い想いをストレートな言葉で語った。
この夏“赤い悪魔”の一員となったFWブライアン・エンべウモ。移籍金は約7000万ポンド(約139億円)ともいわれ、この夏を代表するビッグディールの一つになった。 在籍6年となったブレントフォードでは、公式戦242試合で70ゴール51アシストをマーク。プレミアリーグ4シーズンだけでも136試合に出場し、得点源としてだけでなく前線の複数ポジションをこなす柔軟性も示した。 再起を図るマンチェスター・Uの攻撃を牽引し、新天地でも欠かせないピースとなれるのか。インタビューを通じて、新たな挑戦への心境を言葉にした。
トーマス・フランク新監督のもと、新たなスタートを切ったトッテナム・ホットスパー。クラブとの契約を延長し、新たにキャプテンを任されたDFクリスティアン・ロメロはチーム状況を聞かれると、今まで以上の一体感への手応えを口にした。 UEFAスーパーカップではPK戦の末PSGに惜しくも敗れたが、リーグ開幕節となったバーンリー戦は盤石の試合運びで3-0の快勝。今週末の第2節では、リーグ戦で直近4戦3勝と好相性のマンチェスター・Cと、アウェイの地で激突する。
「最高に幸せです」。この夏、マンチェスター・Cからエヴァートンへと活躍の場を移したジャック・グリーリッシュは、笑みとともにそう語った。 「自分のリズムを取り戻したい」と本人が口にするように、ここ2シーズンは満足のいくパフォーマンスとはいかなかった。だからこそ、新天地での再起にかける想いはひとしおだ。 新スタジアムでの歴史的なシーズンを迎える“トフィーズ”の一員となり、どんな青写真を描いているのか。移籍を決めた背景と、直前に迫った開幕への意気込みを語った。