大会最優秀DFの視線は世界へ。エヴァートン移籍の石川璃音「まずは必要とされる選手に」|E-1サッカー選手権2025
E-1サッカー選手権2025、日本女子代表は最終戦で中国と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。これで本大会を3試合1勝2分の成績で終えた日本。全3試合にフル出場し大会最優秀DFに選出された石川璃音は海を渡り、活躍の場をイングランドへと移す。
E-1サッカー選手権2025の第3節が7月15日におこなわれ、日本代表はライバル・韓国に1-0で勝利。この結果、3戦全勝となった日本が大会連覇を果たした。
宿敵との一戦は、常に特別な意味を持つ。敵地で行われた日韓戦は、序盤から互いの意地がぶつかり合う、まさにタフなゲームとなった。そのゴールマウスを90分間守り抜いたのは、ゴールキーパーの大迫敬介。サンフレッチェ広島では不動の守護神として君臨するが、日本代表では限られた出場機会の中で結果を求められる立場にある。試合終了後、大迫はこの日の“完封勝利”をチーム全体の勝利だと強調した。
「試合前からみんな気合が入っていました。もちろん戦術はいろいろ準備しましたが、それよりも球際やベースのところで絶対負けないという意気込みで、チーム全員で(ゲームに)入れました。90分通して出た選手はもちろん、出てない選手も含めて、全員で戦ってつかんだ勝利だと思います」
代表チームにおいては、常に熾烈なポジション争いに身を置く大迫。与えられたチャンスで、自らの価値を証明するのは不可欠だ。この一戦にかける想い、そしてそのために続けてきた準備が、無失点という最高の結果に結びついた。試合後の表情には、安堵の色が浮かんでいた。
「個人的にも、なかなか代表で出場機会がない状況ではありました。その中でも、こうやって出た時に自分のパフォーマンスを発揮する、その準備を常にしてきたので、今日は結果を残せてホッとしています」
アウェイという厳しい環境での勝利は、自信を深める上で大きな意味を持つに違いない。しかし、大迫は決して現状に満足することはなかった。その視線はすでに、より先へと向けられている。
「こういったタフなゲームで結果を出すと、個人的にも自信になります。ですが、まだまだ通過点でしかないと思っているので、これを機にまた成長して、日本の守護神になれるよう頑張りたいと思います」
2026年の北中米W杯本大会まで、あと1年を切った。メンバー入りを巡る争いは、ここからさらに激しさを増していくだろう。ライバルたちとの競争を勝ち抜いていく覚悟を、大迫は力強く語った。
「個人的には少ない出場機会ではありますけど、こういったパフォーマンスを常に発揮する準備ができています。ライバル争いに自分も食い込んでいけるように、これからも頑張っていきたいと思います」
E-1サッカー選手権2025、日本女子代表は最終戦で中国と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。これで本大会を3試合1勝2分の成績で終えた日本。全3試合にフル出場し大会最優秀DFに選出された石川璃音は海を渡り、活躍の場をイングランドへと移す。
E-1サッカー選手権2025、日本女子代表は最終戦で中国と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。これで本大会を3試合1勝2分の成績で終えた日本。韓国戦に続いて右サイドバックで出場した昨季WEリーグMVPの山本柚月が、試合後のインタビューに応じてくれた。
E-1サッカー選手権2025の第3節が7月15日におこなわれ、日本代表はライバル・韓国に1-0で勝利。この結果、3戦全勝となった日本が大会連覇を果たした。
E-1サッカー選手権2025の第3節が7月15日におこなわれ、日本代表はライバル・韓国に1-0で勝利。この結果、3戦全勝となった日本が大会連覇を果たした。
韓国で開催中のE-1サッカー選手権2025、ここまで2戦2勝の日本代表が、優勝をかけて最終戦となる韓国との試合(7月15日(火)19時24分キックオフ)に挑む。運命の一戦を直前に控え、ジャーメイン良、大関友翔、長友佑都の3人がインタビューで意気込みを語った。
今夏、日本代表の高井幸大が移籍したプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー。同チームで主将としてチームを牽引するのが、韓国代表のソン・フンミンだ。文字通り圧巻の成績を収めてきたソンだが、すべてが順風満帆だったわけではない。移籍してきた当初は「サッカーを楽しいと感じられない」時期を過ごしたという。栄光の裏にあった苦悩と葛藤。韓国を代表するもう一人の英雄パク・チソンが聞き手となり、ソン・フンミンの軌跡を紐解く。
「マッケム・スレイヤー」。かつて宿敵サンダーランドとのダービーで英雄となった彼に、熱狂的なファンが贈った愛称だ。しかし、その勇ましい響きとは裏腹に、アレクサンデル・イサク本人の素顔は驚くほど物静かで謙虚。ピッチを離れれば、家族や友人と過ごす時間を大切にする、一人の青年の姿がある。その冷静な瞳の奥には、どのような哲学が宿っているのか。
イングランド南部に位置する海辺の街、ブライトン。その景色は、プレミアリーグで躍動するペルビス・エストゥピニャンに、遠く離れた故郷エクアドル・エスメラルダスの海を思い出させるという。単なるサイドバックではなく、「すべてをこなす選手」へと成長した彼の原点とは、どのようなものなのだろうか。南米のサッカー少年たちに夢を与える存在となった今、故郷への想い、そして代表としての誇りを胸に、自らの歩んできた道を振り返る。
E-1サッカー選手権2025、日本女子代表は最終戦で中国と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。これで本大会を3試合1勝2分の成績で終えた日本。全3試合にフル出場し大会最優秀DFに選出された石川璃音は海を渡り、活躍の場をイングランドへと移す。
トレーニング直後、ロンドン市内の日本食レストランに現れたドミニク・ソランケ。日本文化を愛する彼は、慣れた手つきでお箸を操る。ユニークなゴールセレブレーションの源泉でもあるという、深いアニメ愛。聞けばただ好きなだけではなく、選手としてのメンタリティにも大きく影響しているという。ピッチ上での獰猛さとは異なる穏やかな表情で取材に応じる、ストライカーの意外な素顔に迫る。