大会最優秀DFの視線は世界へ。エヴァートン移籍の石川璃音「まずは必要とされる選手に」|E-1サッカー選手権2025
E-1サッカー選手権2025、日本女子代表は最終戦で中国と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。これで本大会を3試合1勝2分の成績で終えた日本。全3試合にフル出場し大会最優秀DFに選出された石川璃音は海を渡り、活躍の場をイングランドへと移す。
準備期間も相手の情報も少ない中で臨んだ一戦で、見事勝利に貢献したMF久保藤次郎。E-1サッカー選手権2025初戦となったホンコン・チャイナ戦、前半に味方のゴールをアシストする活躍を見せたものの、試合後の表情には安堵と共に、かすかな悔しさも滲んでいた。「仕掛けの迷いがあった」という心境、そして次戦へ向けてつかんだ確かな手応えを、率直な言葉で語ってくれた。
──準備期間が短く、相手の情報も少ない中で難しい試合だったと思いますが、どのようなことを意識して試合に入りましたか?
久保:即席チームなので、うまくいかないことも多いだろうと想定していました。それでも、みんなでしっかりコミュニケーションを取ってプレーしようと話していました。その中で前半に得点できたのは大きかったです。後半は追加点を奪えませんでしたが、試合の入りから油断することなく、うまく戦えたのではないかと思います。
──序盤に先制点が生まれたことで、ご自身としてもリラックスしてプレーできた部分はありましたか?
久保:そうですね。チームとしては、立ち上がりにジャメ(ジャーメイン良)が決めてくれたおかげで、精神的に楽な展開になりました。ですが、個人的には「自分もゴールを決めたい」という気持ちが強くなりすぎて、逆に少し力んでしまった部分があります。なかなか自分の良いプレーを出せませんでしたが、それでも1アシストという結果を残せたのは良かったと思います。
──アシストのシーンは見事な連携でしたが、狙い通りのプレーでしたか?
久保:はい。相馬(勇紀)君が試合前から「あのスペースに走り込むから」と伝えてくれていました。まさに狙い通りの形で、裏への抜け出しからジャメにも良いボールを供給できたので良かったです。
──サイドでは、かつて名古屋グランパスで共にプレーした稲垣祥選手との連携もありましたが、スムーズにプレーできましたか?
久保:そうですね。祥君は、僕が何をしたいかをすごく理解してくれています。精神的にも大きな支えになってくれて、本当にありがたい存在でした。
──柏レイソルのファン・サポーターは、久保選手から垣田裕暉選手へのクロスという形も期待していたかと思います。
久保:そうですね。次の機会に、その形を実現できれば良いなと思います。
──得意とされている、カットインからのフィニッシュという形は、今日はあまり見られませんでした。
久保:仕掛けるべきかどうかに、少し迷いがありました。ですが、今日の試合で雰囲気やプレーの感覚は掴めたので、次の試合ではもう少し力を抜いて、自分の形を出していけるのではないかと思います。
──その「迷い」というのは、緊張感からくるものだったのでしょうか?
久保:緊張感もありましたし、やはり「アピールしたい」という気持ちもありました。その気持ちが、少し空回りしてしまった部分はあったかもしれません。
──チームとしてのタスクと、個人としてのアピール。そのバランスは難しいものですね。
久保:今日の試合では、比較的自由にボールを受けられる場面が多かった分、そこで仕掛けるべきかどうかの判断に、自分の中で大きな迷いが生まれてしまいました。難しかったですが、それでも仕掛けたからにはやり切ることが非常に大事だと思うので、そこにはこだわってプレーしていきたいです。
──今日のプレーを見て、現在所属する柏のサポーターはもちろん、かつて在籍した名古屋グランパスや藤枝MYFCのサポーターも喜んだと思います。皆さんに伝えたいことはありますか?
久保:「元気にやっているよ」ということは伝えられたのではないかな、と思います。
──ありがとうございました。
E-1サッカー選手権2025、日本女子代表は最終戦で中国と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。これで本大会を3試合1勝2分の成績で終えた日本。全3試合にフル出場し大会最優秀DFに選出された石川璃音は海を渡り、活躍の場をイングランドへと移す。
E-1サッカー選手権2025、日本女子代表は最終戦で中国と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。これで本大会を3試合1勝2分の成績で終えた日本。韓国戦に続いて右サイドバックで出場した昨季WEリーグMVPの山本柚月が、試合後のインタビューに応じてくれた。
E-1サッカー選手権2025の第3節が7月15日におこなわれ、日本代表はライバル・韓国に1-0で勝利。この結果、3戦全勝となった日本が大会連覇を果たした。
E-1サッカー選手権2025の第3節が7月15日におこなわれ、日本代表はライバル・韓国に1-0で勝利。この結果、3戦全勝となった日本が大会連覇を果たした。
E-1サッカー選手権2025の第3節が7月15日におこなわれ、日本代表はライバル・韓国に1-0で勝利。この結果、3戦全勝となった日本が大会連覇を果たした。
今夏、日本代表の高井幸大が移籍したプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー。同チームで主将としてチームを牽引するのが、韓国代表のソン・フンミンだ。文字通り圧巻の成績を収めてきたソンだが、すべてが順風満帆だったわけではない。移籍してきた当初は「サッカーを楽しいと感じられない」時期を過ごしたという。栄光の裏にあった苦悩と葛藤。韓国を代表するもう一人の英雄パク・チソンが聞き手となり、ソン・フンミンの軌跡を紐解く。
「マッケム・スレイヤー」。かつて宿敵サンダーランドとのダービーで英雄となった彼に、熱狂的なファンが贈った愛称だ。しかし、その勇ましい響きとは裏腹に、アレクサンデル・イサク本人の素顔は驚くほど物静かで謙虚。ピッチを離れれば、家族や友人と過ごす時間を大切にする、一人の青年の姿がある。その冷静な瞳の奥には、どのような哲学が宿っているのか。
イングランド南部に位置する海辺の街、ブライトン。その景色は、プレミアリーグで躍動するペルビス・エストゥピニャンに、遠く離れた故郷エクアドル・エスメラルダスの海を思い出させるという。単なるサイドバックではなく、「すべてをこなす選手」へと成長した彼の原点とは、どのようなものなのだろうか。南米のサッカー少年たちに夢を与える存在となった今、故郷への想い、そして代表としての誇りを胸に、自らの歩んできた道を振り返る。
E-1サッカー選手権2025、日本女子代表は最終戦で中国と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。これで本大会を3試合1勝2分の成績で終えた日本。全3試合にフル出場し大会最優秀DFに選出された石川璃音は海を渡り、活躍の場をイングランドへと移す。
トレーニング直後、ロンドン市内の日本食レストランに現れたドミニク・ソランケ。日本文化を愛する彼は、慣れた手つきでお箸を操る。ユニークなゴールセレブレーションの源泉でもあるという、深いアニメ愛。聞けばただ好きなだけではなく、選手としてのメンタリティにも大きく影響しているという。ピッチ上での獰猛さとは異なる穏やかな表情で取材に応じる、ストライカーの意外な素顔に迫る。