『雨上がりの僕らについて』第7話 少しずつ進んでいく関係…そこに立ちはだかる母親の存在
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『雨上がりの僕らについて』第7話 少しずつ進んでいく関係…そこに立ちはだかる母親の存在

2025.08.07 12:30

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池田匡志&堀夏喜がW主演を務めるドラマNEXT『雨上がりの僕らについて』の第7話が、8月6日にU-NEXTにて独占先行配信された。

日を追うごとに仲を深めていく奏(池田匡志)と真城(堀夏喜)。互いへの愛が深まっていくがゆえに、嫉妬をしてモヤモヤすることも。しかし、それもちゃんと話をすることで関係性を深めていった。

そんなふたりの関係がまたひとつ進もうとしているが、進むことに少し怖さを感じたり、相手を気遣いすぎたり。でもそれがまた奏と真城の仲を深めていくことにつながる。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

真城が家に遊びに来ることになり、ソワソワの奏。今日泊まっていくのかな?とちゃんと布団を干しておく奏がかわいい。常々思っていたが、奏はとても丁寧に生活するタイプのようだ。毎日作っているお弁当もバランスが良さそうだし、あまり冷凍食品も使っていなさそうな……すごいな……と思わず頭が下がる思いである。

いつものカフェで待ち合わせをして、買い出しをして家で一緒に料理をする。そんなひとつひとつをふたりが楽しんでいるのがわかる。

料理をする姿を見ていると、ふたりの性格の違いがよく分かる。作る料理はハンバーグ。真城はダイナミックに玉ねぎをみじん切りにし、肉をこねるのもダイナミック。そんな真城に怒ることもなく、苦手なところはやってあげる奏。全然違うふたりだけれど、自然と役割分担ができるということは相性が良いということかもしれない。

楽しく時間を過ごしているが、問題は夜である。

果たして真城は泊まっていくのか、キスの先に進むのか……!

真城は早く先に進みたいという気持ちがあったのだろう。少し強引にソファの上で奏を押し倒す。しかし、奏は怯えた表情を見せる。

「怖い」

その言葉が真城をハッとさせた。結局何もせずに真城は帰宅。もちろん、奏の家を出てから猛省する真城。

怖がらせてしまったことで真城はより慎重になる。今まで通りにデートをしていても、キス以上はしようとしない。

そうなってくると、奏は奏で「え、キス以上のことはもうしないの?」と悩み始める。恋心は複雑なのである……。

同僚の金森(山田真歩)やすみれ(渡邉美穂)に相談してみると「引いてダメなら押してみろ」という奏にとってハードルが高い課題を課せられてしてしまう。だいぶ言いたいことをちゃんと伝えられるようになってはいるが、基本的に受け身な奏としてはまた悩むことに……。

悩みつつも、真城との時間を楽しむ奏。そんなあるとき、デート中に真城の母親・美都子(霧島れいか)が突然現れる。

ずっと美都子からの電話を無視していた真城。初めて奏を押し倒したときも、美都子から電話がかかってきていた。美都子に対するイラつきが、奏への行動が荒々しくなってしまった原因でもあるだろう。

美都子は東京で暮らすと言う。もちろん、ひとり暮らしをするつもりではない。真城の家に転がりこむつもりだ。美都子はきっとひとりでは生きていけないタイプだ。

そして、奏を帰すのはかわいそうだから、と3人で遊びに行こう、という。「イケメンふたりに逆ハーレムみたい」という美都子に言いようのない気味の悪さを感じた。ナチュラルに奏に触るのも少し怖さがある。

そんな母親の姿を見て、「奏に触るな」と言う真城。そして「俺の邪魔をしないで」とも。

ずっと、母親のことを優先させてきた真城だが、奏と付き合うことで、ようやく「自分」を優先させ始めていた。しかし、美都子は自分を優先することが当たり前だと思っている。一緒に暮らせば、美都子が真城を束縛するだろう。でも、きっと自分に恋人ができれば真城を放置する。振り回され続けてきた真城は自分の人生を変えることができるのだろうか。


第7話の視聴はこちらから

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