『初恋DOGs』第6話、ハン・ジウン登場で波乱の三角関係に…直球告白でナ・イヌ“ソハ”派急増
第6話では、ソハの姉ソヨンが来日。愛子×快×ソハの三角関係に波風を立てた。 そんな中、思い切った行動に出たソハへの視聴者の好感度が急上昇している。
『初恋DOGs』(TBS系)第7話では、愛子(清原果耶)と快(成田凌)の距離が急接近。ラストで愛子が見せた大胆すぎる行動に、視聴者は衝撃を受けつつも新鮮味を感じたようだ。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
ソハ(ナ・イヌ)から「僕は愛子さんが好き」と率直に伝えられた愛子は、その思いに向き合おうとする。だが、愛子の中で快への初恋が今も燻っていることを知っているソハは答えを急がない。
恋にはタイミングが必要ということを、「雨、風、虹。関係性が変わるのに必要なのは、ほんのちょっとの何か」と詩的に表現したソハ。その何かを無理に起こそうとするのではなく、ゆったりと待つことができるのは彼の美徳だ。
ゆえに、自分たちの関係を嗅ぎ回るゴシップ記者には毅然と「もし彼女に迷惑をかけたら許さない」と告げる。いつもは無邪気で人懐っこい大型犬が大好きな飼い主を守るために勇敢さを発揮するような、ソハのギャップにこちらが恋に落ちそうだ。
「やっぱり好きになってくれる人が一番」と自分の経験談から語るのは愛子の母・千佳子(坂井真紀)。それが正しいとするならば、愛子に必要なのは愛情7割、友情7割の優しさで包み込んでくれるソハなのかもしれない。なぜなら愛子は強そうに見えて、心に深い傷を抱えているからだ。
愛子が「恋は錯覚」と考えるようになった原因は、両親の不仲にある。幼い頃は言い争ってばかりいたが、今や喧嘩するほどの愛情もなくなり、同じ家でお互いの存在を感じつつも背を向け合う両親。その姿を見て育った愛子は誰かと一緒になって、いつか傷つけ合うくらいなら、はじめから一人の方がマシと思ってしまったのだろう。
千佳子も今までは生活のために我慢してきたが、元気なうちに人生をやり直したいと考え直し、ようやく離婚を決意したようだ。もともと千佳子の力になりたくて離婚訴訟専門の弁護士となった愛子は仲裁に入ることに。ところが、そんな愛子の存在が一度離れた両親の心を再び結びつける。
愛し合って結婚したはずなのに、互いを幸せにするどころか、むしろ傷つけ合ってしまった。けれど、どちらも出会わなければ良かったとは思っていない。もしも出会わなければ、愛子が生まれることもなかったからだ。
たとえ錯覚に過ぎないとしても、結果的に唯一無二の宝物に出会えるなら恋も悪いものではない。「愛子に出会わせてくれてありがとう」と互いに感謝を告げた両親は再び恋に落ちたのではないだろうか。
離婚ではなく再構築の道に進む両親の背中を見届けた愛子のもとに見知らぬ番号から電話が届く。その声を聞いた瞬間、愛子の頬を優しく風が撫でた。
ソハの言う“ちょっとした何か”は、慎重すぎるほど慎重な愛子には一つじゃ足りない。両親の和解と風、そして「恋は直感。いま頭に浮かんだ人、それが直感」という優香(深田恭子)の言葉。その積み重なりに背中を押された愛子が向かった先には快がいた。
「恋の発展にスマホは必須」と功介(萩原利久)に言われたから…かどうかは分からないが、ガラケーからスマホに変更した快の頭に真っ先に浮かんだ相手が愛子。優香の考えに基づくなら、それは恋に他ならない。けれど、鈍感な快はそのことに気づかず、無自覚に愛子を翻弄する。
そんな快に恋をしたら傷つくかもしれないが、大事なのは幸せになろうと努力すること。千佳子のように「後悔はしない」と胸を張れるよう、愛子は本能に身を任せて快にキスをする。恋愛ドラマのヒロインが受動的ではなく、こんなにも能動的なのは案外珍しい。仕事も、恋も、自分の手で掴みにいくバイタリティの高さがやはり令和のヒロインには求められているのだろうか。
愛子の大胆すぎる行動に、視聴者からは「まさかの愛子から快にキスぅぅぅ」「予想外すぎて大混乱」「女の子からするキスだいすき。たまらん。」「そうそう、女からキスしちゃいけねえって法律はねえからな」という称賛の声が上がっていた。
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『初恋アンダーDOGs~負け犬と初恋~』の視聴はこちらから
第6話では、ソハの姉ソヨンが来日。愛子×快×ソハの三角関係に波風を立てた。 そんな中、思い切った行動に出たソハへの視聴者の好感度が急上昇している。
第5話では、快の愛犬・将軍をめぐる争いがついに決着。それと同時に、愛子×快×ソハの三角関係が本格化する兆しが見えてきた。
第4話では、快の家にソハが押しかける形で同居生活がスタートする。その中でソハの抱える孤独が明らかに。ナ・イヌが表現するソハの愛らしさと切なさに多くの視聴者が胸を掴まれた。
第3話では、快が将軍の幸せを願ってウ・ソハに返すことを決意する。その別れのシーンで、将軍が見せた名演技が視聴者の涙を誘った。
髙橋海人、中村倫也主演、性格正反対のふたりによる刑事ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』第6話をレビュー
第6話では、ソハの姉ソヨンが来日。愛子×快×ソハの三角関係に波風を立てた。 そんな中、思い切った行動に出たソハへの視聴者の好感度が急上昇している。